本文へ移動

令和6年院長挨拶

ごあいさつ

病院長
 病 院 長
ごあいさつ
当院は、眼下に九十九島が広がり、見晴らしの良い高台に建つ風光明媚な療養型病院です。九十九島は、佐世保湾の外側から北へ平戸までの約25kmの海域に点在する海域のことで、複雑に入り組んだリアス海岸と島々が織りなす美しい自然景観が広がっています。九十九島には208の島があると確認され、九十九とは数えきれないほどたくさんの島々があるという意味です。                                      こういった自然環境が美しく、静かに穏やかに過ごされ、落ち着いてリハビリを行っていけることは当院の強みだと思います。
当院は地域包括40床・医療療養65床・介護医療院56床の計161床からなる病院です。急性期病院の治療が終わった後も在宅療養が難しい方々に、日常生活に必要なリハビリ訓練等を併用しつつ、在宅復帰までの間の入院治療を行っています。更に、終末期医療を含めた介護と看護を提供する介護医療院も併設しております。外来では一般内科や外科疾患を主体に診察・治療を行いつつ、通所リハビリも進めております。
1947年から1949年生まれの「団塊の世代」が75歳以上になっている2025年ごろに起こると予測されるさまざまな問題を2025年問題といいます。「団塊の世代」は約800万人にのぼるとされており、現在の後期高齢者1,500万人と合わせると2,200万人を超えると予想されます。 国民の4人に1人が後期高齢者の、超高齢社会が到来するといわれています。体力低下や寝たきりの状態にある高齢者に加え、認知症患者数も今までよりも増えることが想定されます。患者の家族の負担を軽減するためにも、介護と医療をあわせたサービス提供が急務です。
当院は地域社会において回復期~慢性期の機能を担い、地域の中での役割を病院間での連携はもちろん、介護事業所との連絡体制を行っています。本格的な超高齢化社会の到来とともに、地域の高齢者人口増加に伴う多様なご要望に応えるために、当院は進化を続けたいと考えています。
私どもは、皆様から信頼されるような高齢者・障害者に優しい医療・看護・介護をはじめ、各々の機能に応じたよりよいサービスの提供を目指して努力してまいります。

令和6年(2024年)5月吉日
院長 内科(消化器科):竹原 裕介


 
 
 
 

 
TOPへ戻る